夕張高校 News & Topics
1年「総合的な探究の時間」炭鉄港についてNPO法人炭鉱の記憶理事長平野義文様の出前授業
6月4日(火)、「炭鉄港」について、NPO法人炭鉱の記憶理事長である平野義文様に出前授業を行っていただきました。
空知を中心に、「炭鉄港」としての歴史を広く捉えることの重要性の説明から始まり、過去から現在を広い視野で捉えることで未来へとつながる街へ発展するための発想を生み出すことができるということを丁寧に説明していただきました。生徒たちは、炭鉄港として空知や夕張市の歴史を学んだ後、関係人口や人口オーナスといったキーワードを通して、世界における炭鉄港の現在や自分たちの住む街を考えることで、過去から未来へとつなげる選択肢の重要性を学びました。
今回の授業を受けた生徒たちは、「炭鉄港の歴史について詳しく理解することができた。」、「すぐに役に立つことの危うさと、すぐに役に立たないことの尊さを理解し、これからの時代のまちづくりに参加していきたい。」、「まちの歴史はもともとの価値を活かして、その延長線上に未来をつくるためにとても重要だということがわかった。」などと感想を述べていました。
炭鉄港について学ぶことで、未来の夕張の姿を考えるきっかけをいただき、生徒たち一人一人が自らの探究活動を行っていくためのとても良い機会となりました。
令和6年度 全道大会壮行会
6月6日(金)、陸上競技全道大会に出場する選手に向けた壮行会を行いました。決意表明では、3種目出場する3年三浦さんが「悔いの残らないよう頑張りたいと」話していました。会の最後に、全校生徒で校歌を合唱し、大会に挑むモチベーションを上げることができました。参加する選手の努力が実ることを期待します。
陸上競技部の全道大会は6月11日~14日に旭川で行われます。応援のほどよろしくお願いいたします。
令和6年度 春季避難訓練
6月5日(水)に春季避難訓練を行いました。今回は、事前に生徒へ避難訓練を実施することを知らせない、ブラインド式という方法で行いました。地震後に火災が発生した想定の中、生徒一人一人が避難経路を考え体育館まで避難しました。避難のようすを見た消防署員の方からは「それぞれの避難行動はとてもよくできていました。今後もいつ地震や火災が起きても行動出来るよう、常に防災意識をもっていてほしい」との言葉をいただきました。
生徒の振り返りでは「急な避難訓練だったが、冷静に行動することができた」。「いつ災害が起きても対応できるよう備えておきたい。」、「日頃から家族と備蓄や避難場所、避難後のことについて話しておきたい。」というような感想がありました。
ボランティア同好会による生徒玄関前花壇整備活動
6月7日(金)、ボランティア同好会生徒による本校生徒玄関前の花壇整備、花植え作業を実施しました。
色とりどりの花により、生徒玄関前が華やかになりました。
今後も花の世話や花壇整備作業に取り組んでまいりたいと思います。
1年「総合的な探究の時間」 北海学園大学西村教授の講話
今年度、本校1年生は「夕張を知る」をテーマに探究活動を行います。
5月16日(火)、総合的な探究の時間の一環として出前授業を実施しました。外部講師として北海学園大学 経済学部地域経済学科 西村宣彦教授を招き「夕張の未来を考える~過去の上にある今を知り、未来を創る~」というテーマでお話しいただきました。
講話では、夕張市の財政破綻の経緯やその後の財政再生団体への移行、また市の再生に向けてどのようなことが行われているかなどについて講義していただき、夕張市の歴史と市政について知ることができました。
生徒は「財政破綻と聞くと難しく捉えてしまいがちだが、西村教授の講話を聞いてわかりやすく知ることができた。」「借金を返し終わって、ゼロから始まる夕張の成長する姿を見てみたい。」「財政破綻になった理由も改めて知ることができていい機会になった。」と感想を述べていました。
今年度、多面的に夕張市を見つめ、魅力や課題について考察し探究していく1学年にとって非常に有意義な時間となりました。
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